スパイダーマン3

2007年6月19日 映画
…自分との戦い。

「スパイダーマ3」

はい、また遅れてますが観たんで感想いきますよ。

何と言いますか、スパイダーマンって回を重ねる毎に作り方が解ってきている感じがあって、1よりは2、2よりは3といった具合に面白みがあると思うんですよね。まぁ勿論、僕の中での話しなんですが。
とは言え、まぁやっぱりアメコミっていう事で個人的には気に入らない部分もあったりするんですけど、全体的には面白かったですよ。映像もそうだけど、ちゃんとヒーロー物だったなぁという印象。



 
 
 
はい、じゃあ、以下ネタバレという事で。

 
 
 
 
 
  

OPは1から同じ作りなんですよね。ただ今回はヴェノムという要素もあって、工夫もされてました。蜘蛛の巣に張り付いていくやつ。いかにも3というOP。
前回でようやく結ばれたという事でピーターはうきうき。MJも割りとうきうき。そしてスパイダーマンの正体が親友だったという事で苦悩してるハリー。その苦悩からいきなりゴブリンスーツを着込んでピーターを襲い、そしていきなりの記憶喪失。ここは素直に「上手いな」と思いました。まぁ原作にこういう部分があるのか解らないので比べようがないけれども、話しとしてはここで一旦ハリーの問題は置いておいた方が、サンドマンとかヴェノムに焦点を持っていきやすいからね。おかげでそっちに集中できる。
ヴェノムに関しても途中まで全然出てこない。最初にちょっと出てきたと思ったらすぐに顔を引っ込めて、そしてここだという所でいよいよ覚醒する。3は敵が多いだけに、ちゃんとまとめないといけないんだけど、それがしっかりしてたからちゃんと観れたし、理解しやすかったし、面白かった。
サンドマンも、実は1でベン伯父さんを殺した強盗の仲間であったという事実から物語上いきなり重要なキャラになっているのが良い。全然関係ないと多分そこまで入り込めなかった、というか最後の方の盛り上がりが無かったかな。

ハリーが記憶を取り戻す前に、ピーターはまた調子に乗ってMJとの関係がおかしくなってしまう。まぁ、正直、自業自得じゃんとしか言いようが無いんだけど……彼女が観てるって解ってて違う子とキスしちゃダメだろ(
なんか、それでMJが怒ってる理由に気付かないピーターもえらく鈍感だなぁと。ホント、あの辺はピーターが痛い子に見えて仕方なかった。

そういう事が手伝って、ヴェノムの力を借りた黒スパイダーが物凄く強い。サンドマンもニュー・ゴブリンもボッコボコにしてしまって、ライバルカメラマンもどん底に落としいれ、ついでにMJにまで当て付けするというヒーローにあるまじき行為(笑)ヴェノムに半分意識持っていかれてるとは言ってもやりすぎだよピーター!でも、髪を下ろしたほうが格好良いですね。いかにもイメチェン。

結局、黒スパイダーはまずいという事に気付いて、何とか自分で剥がして逃れるわけですが、剥がしたヴェノムが今度はカメラマンに以降して、ヴェノムの逆襲。サンドマンも引き連れてMJまたもや人質に。ううん、大変だなぁ、ヒーローの彼女も。
2対1という今までにない戦いに苦戦というのも面白いんだけど、何よりサンドマンが怪獣に見えて尚更迫力が増してた。今まで同じ人の大きさだったから、新鮮。しかもピンチに駆け付けるのがニュー・ゴブリンって凄い少年漫画の盛り上げ方してて、ここは凄く好みでした。
親友が相方だから息もピッタリだったし、何よりハリーの「命をくれてやってもいい」という純粋な気持ちが、最後に盾になるという選択をするあたりは、ドラマだなーと感動しました。
結局サンドマンも本当は伯父さんを殺したくて殺した訳ではなかったし、ピーターも最後は許す、という選択をしたのだから、1からの蟠りを解いたという点で、シリーズ完結という事で良いんじゃないでしょうか。あんまりこれ以上やっても広げすぎになりそうなんですよね。ここで終わる方が綺麗かと。

まぁ、調子に乗って失敗したのにそれに気付かないピーターが嫌いなだけで、後は基本的には好きなんですよ。面白かったと思うし。やっとヒーローになったなぁと思いました。
それにしてもサンドマンのCG凄かったなぁ。

スパイダーマン2

2007年6月10日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/07/25 ¥1,980

…3観る前にやっぱ観ておかないとねってことで。

「スパイダーマン2」

実は録画してたのでいつでも観れたんですが、やっぱりいつでも観れるとなるとどうも後回しにしてしまいますね。ついに「3」公開まできてしまいました(

ということで、ネタバレとか気にせず感想書きますよ。今更隠すようなものでもないし(笑)

今回の敵さんも、前回同様でピーターとの仲が良くなりだしたくらいで敵対してしまうパターンなんですね。なんでわざわざ被らせるんだろう。
まぁそれはともかくとして、僕はあんまりスパイダーマンって好きじゃないんです。だってすぐ調子乗っちゃうし、それで失敗すると物凄い凹んで何もやらなくなるじゃないですか。それってヒーローとしてどうなの、というかアメコミヒーローってこんなんばっかな気がする。そういう理由であんまり好きじゃない。
だけど「2」でちょっと持ち直した感じはある。一回コスチュームも捨てちゃって(というかあんな所に捨てるちゃダメでしょ)、スパイダーマンを辞めて普通に戻るんだけど、ここから復帰するのは好き。あと蜘蛛の糸が悩んでる間、出なくなったりするという影響が出てる演出は良いと思います。あれ原作だと特殊な接着剤らしくて、体から出るモンじゃないらしいから、映画ならではですか。

あと意外だったのはあっさりと正体がバレちゃったことか。まぁバレることでプラスになる事とマイナスになる事とあるんだけど、気にせずに事態をどうにかしようとする姿勢はヒーローだね。最終的にドクターが自立制御して、自滅する形になっちゃうのは残念だ。キャラクターとしては良い人だったのに。

ラストでピーターとMJは結ばれたりとか、新たにゴブリンスーツが見つかるとか色々「続きありますよ」な雰囲気で終わってるから「3」が盛り上がってるのが理解できた。まぁ、さっさと観ておけばよかったという事ですね。まぁ、スパイダーマンに関してはそこまで観たいという欲は無いんですが。

視覚賞みたいなのを取ってるだけの事はあると思いますよ、映像は確かにお金かかってるし、見ものだったかな。ちょっとスパイダーマンがCGぽさバリバリなのはどうにかならないものか。

バベル

2007年6月2日 映画
…映像美。

「バベル」

えらく時間が経ってしまいましたが感想書きます。

内容としては、全く関係の無い部分の人達の不幸が、実は何処かで連鎖するように繋がっていたという話。なので、これはロケも3班別れており、尚且つ3班別々に監督のような人達が居ます。それが一つの物語になってる。
なんか、こういうどこかで実は繋がっていた、という話の組み方は大体失敗してるものが多いと思うんですが「バベル」に関して言えば、成功してると思います。映像に説得力があるというか。まぁ、日本パートは全然共感しないんですけどね。生々しいけど。



 
 
 

以下、一応ネタバレですので注意。



 
 
 
 
  
 
 
 
 
まず、僕はこれ全然観る予定なくて、誘われたから観たわけですが。
全然前情報が無かった分、中々驚く部分が多かったといった感じです。軸になってるのは、ライフルの発砲事件から始まってるんですが、「え、そうくるか」という流ればかり。で、最初の方のシーンが、実は時間軸では最後の方だったりして、後から気付いて繋がる部分があるのは面白かった。
3パート展開する中で、日本パートだけ離れてる気はする。間接的に繋がってるのが銃の流れた出所っていう部分だけですからね。まぁ、日本パートはそれ単体でドラマなんですが。

映像は全体的にかなり綺麗。故に生々しい部分が多い。撃たれた後の出血とか。あとは情景とか。

正直日本パートはどうかなーって内容でしたが、これはこれでアリです。まぁ、この作品に合致した『日本』です。

ハッピーエンドのようで実は誰も幸せにはなってないので(ブラピ夫婦は仲直りしたけど)気楽に観れるようなものではないですけど、後味は悪くないです。悲しいけどね。

ゲゲゲの鬼太郎

2007年5月10日 映画
…おい、鬼太郎!

「ゲゲゲの鬼太郎」

実写版ですよー。
ウエンツ鬼太郎ですね。実写化されるのはこれで3度目なんですが、2回目のが相当昔で、しかも内容がかなりぶっ飛んでた気がします。でも幼き頃の僕は何度もそれを繰り返し見ており、実は大体のあらすじは言えるくらいなのです。
そんな僕がこの実写版ゲゲゲを観ないはずがないのですよ。たとえウエンツあっても。

ネタバレ無しで一言にまとめると、面白かった、です。

でも不満な所も勿論ありました。

それでは参りましょう。

入「父さん、あの妖怪は一体?」

◎「ふむぅ、あれは妖怪ネタばらしじゃあな」

入「妖怪ネタばらし……」

◎「そうじゃ、これから先はネタバレしておる。気をつけるんじゃぞ、鬼太郎」

入「はい、父さん」



(なんとなく鬼太郎の髪型に見えませんか?→入)



はい、では感想いきます。

ストーリー、展開は個人的に合格。有名所のエピソードを取り込んで、うまく一本に仕上げられています。展開も急がず、かといって遅からず。子供も楽しめるものになってたんじゃないでしょうか。そう、この映画、恐らく現代の子供がターゲットなんじゃないかと思っています。その理由は後ほど。
基本的に「ゲゲゲの鬼太郎」の話は有り得ないものなので(まぁ妖怪が主役ですからね)、普通に楽しめたんですけど、最後だけ納得しない人も居るかもしれない。というのは、勿論、死んだはず父親が生き返ってしまうというものなんですが。
死んでしまったお父さんと別れなければいけない姉弟の心情をじわじわ描いてきていて、最後は幽霊のお父さんとちゃんとお別れもしたのに、結局は生き返ってしまう。まぁ、確かにハッピーエンドに越したことはないんだけれども、あそこまで丁寧に描いてきたのに生き返っちゃった!という、なんとも微妙な驚き。そういう点で、これは子供向きだったと思うんですよね。でも面白かったんですよ。

で、やっぱり実写化の最大の注目点はキャラクター再現度ですよね。
妖怪達は一部CG、殆ど実写の特撮という事で観てて面白い画になってました。色々出てくるし。なので、文句なし。
そう、問題は主要メンバーにあるのです。
まず全体的に言えるのは、等身の違いですね。鬼太郎、猫娘は四頭身くらいじゃないですか。で、実際はウエンツや田中麗奈がやっているので、背が高い。ついでいに言うと、年齢も上がってるみたいで、原作のように鬼太郎イイ子じゃありません。原作ではまぁ、たまに仕方なく解決するような事はあっても、基本的には妖怪退治したりしてました。が実写版では「何で俺がしなくちゃならないんだよ」と何故かぐれてます。そして猫娘と鬼太郎がやけにお互いを意識していたりと、ちょっと恋愛要素まで入っているんですよ。猫娘に「親父の事をお父さんって呼ぶな」とか、鬼太郎意識し過ぎです!
あとメイク面で言うなら、鬼太郎の左目が存在してるという事も納得は出来ないですね。目玉の親父の原点が……。

と、散々言った所全部が、子供の為の配慮のような気がしていたんです。目が無いという描写とか、お父さんが死んでしまうという描写とかをわざと避けてる。別にやってもよかったんだろうけど、そこは監督のさじ加減だったんでしょうね。

一番賛否両論なのはそういう部分と、後は最後の妖怪ダンスじゃないかなぁ。和と洋を混ぜ合わせたかったという事らしくて、最後は鬼太郎と猫娘メインでダンスしてます。

まぁ、個人的な事を言わせていただくならば、大泉洋のねずみ男が素晴らしかったという事と、意外と猫娘が可愛かったので許します。

むしろ最後のダンスの猫娘はやばかった!
という訳で普通に楽しめるんじゃないでしょうか。知らない人が見ても大丈夫かな。ウエンツを受け入れられるかられないかの差でしょうね。多分評判はあまりよくないんじゃないかな。

最終兵器彼女

2007年4月5日 映画
DVD 東映 2006/06/21 ¥3,990

…僕たちは恋していく。

「最終兵器彼女」

うーーーーーーーん。

ごめん。

これ、失敗だったと思います。

これ原作読んだ事ある人なら凄く解ってくれると思うんですけど、とりあえず箇条書きでダメだしすると

・シュウジがメガネ装備してない
・ちせがちょっと強気
・アケミが何故かポニーテール
・テツが坊主
・フユミ先輩が何故かレンタルビデオ屋の店長

でこれが最大の疑問点。

方言一切無し

いや、いやさ、言えば売りの部分でもあると思うんですよ、あの訛りって。アニメだってちゃんと指導つけて訛らせてたじゃん。なんでそれ取っちゃうかなぁー。下手でもそれやってくれるだけで、かなり印象違ったと思うんですけどね。
シュウジはもっと、髪を切るべきだったと思います。アケミは尚のこと切るべきだったし、でもテツはダメだろ、切っちゃ。

まぁ悪い所あげるのは誰だって出来るんで、良い所をあげます。

・割と展開は原作に忠実
・それを踏まえてオチを変えたのはOK
・合成っていうかCGだけど兵器部分とか空襲は凄い

展開は原作をちゃんと踏んでます。その上で、ラストを無理のない変更で処理したのは良いと思います。ちゃんと2時間の最後としてまとまってると思う。あとは空襲シーンやちせから機械が出てくる所はそれなりに。細かい所言えば、シーンによっては服に何も影響が出てなかったりしてる部分もあったけど。

まぁ、全体的に観ての感想言うと正直失敗してるかなーと。
原作読んでから観てもらうと解ると思うんです。特にテツとフユミ先輩はひどい。
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2007/01/26 ¥3,990

…売店に住んでると、食べないものよ。

「グエムル-漢江の怪物-」

告知が強烈な印象だった上に、ペ・ドゥナが出るとあっては観なくてはいけないのです!まぁ、こういうモンスター系統は嫌いじゃないのでいずれにしても観たと思いますが。

想像していたよりも面白かった、という反面、想像とは違っていて意表を突かれたという感じでした。

好印象だったのは、怪物の行動が徹底していた事と、最初の登場シーン。まぁ観るからして気持ち悪いですが、その動きもまた徹底して気持ち悪い。実際に居ても違和感無いくらいの動きしてます。恐らく全部CGだとは思うんですが。
ただそのせいで、観るシーンによっては大きさが違って見えてしまうのはどうかと。接近戦からいきなり引いた場面に持っていくのでいまいち大きさがまばらに感じられた。

ちょっと意外な結末を迎えるんですが、最後の倒すシーンは好き。こういうの大好き。ペ・ドゥナ格好良いぜー!

サヨナラCOLOR

2007年3月27日 映画
DVD ハピネット 2006/04/28 ¥3,990

…僕はあなたに、こだわり続けるんだ。

「サヨナラCOLOR」

竹中直人監督作品。
前からずっと気になってたんですけど、やっと観ることが出来ました。個人的に竹中直人好きで、しかもこういう切ないストーリーをやられると、もう。

EDまで入れたら全部で2時間あるので邦画の割には長いのですが、凄く良かったです。
ずっと想い続けていた女性と再会するけど、相手は自分の事を覚えてなくて、それでも医者と患者として接していく中で、どんどん交流を深めていく。その過程が、切なくて、面白くて、惹かれていくんですが……。

途中から「それはフラグだ」と思い出してしまうとずっと切ないです。特に手術前のシーン。というか最後30分はずっと切ない。
出てくる人たち全員のキャラが立っているのでそういう部分も面白かった。何気に出ている人達も凄い。ウッチャンとか重要な役ですよね。

あと女子高生が意外と良い奴だった。
うわーこれDVD欲しいなぁーコメンタリー聞きたい。
…新生ドラえもん映画第2弾。

「映画ドラえもん のび太の新・魔界大冒険 7人の魔法使い」

もしも魔法の使える世界だったら!
という事で観て来ました、映画ドラえもん。本当は見る予定無かったんですが、こうCMとか観てるとかなりよさそうだったので。
以前あった「魔界大冒険」と本筋は同じですが、やはりフルリメイクで若干変更してあったり、オリジナル設定入ってます。が、作画が凄くキレイでめちゃくちゃ動くので全然飽きません。恥ずかしながら結構展開にドキドキします。

一応、ここから先はネタバレしてます。

 
もしも

ネタバレ感想を

書いたとしたら!

ジリリリリリン…ジリリリリリン…

チンカラホイ!

まずプロローグ、現実世界で巨大なブラックホールが観測される場面から。この導入の仕方だと、全然ドラえもんとは思えません。何か違う映画始まったのかと思ったくらい。
しかしそんな不安も数分後にはちゃんと日常のドラえもんが始まって、例のごとくのび太がドラえもんに泣きつくといういつもの運び。泣きつく時の「やわらかドラえもん」は女性監督&スタッフの売りらしいです。確かに触ってみたくなった、ドラえもん。

エスパーマミちゃんが妙に色っぽい。
そらドラえもんもメロメロになりますよ。

で、突然空から降ってきたドラえもんの石像から本格的に入りこみ、もしもBOXで魔法の世界を作ります。しかし、習っていないのでのび太はこの世界でも落ちこぼれ。この辺はよく出来た話だと思います。単純だけどドラえもんの構成ってよく出来てるんですよね。
現実世界でのブラックホールが、魔法の世界では悪魔の住む惑星であり、どちらにしても世界が破滅するのは同じ。魔法世界で知り合った美夜子さんと悪魔を倒すために立ち上がるのび太達。例によって映画のジャイアンはいい奴です。

ドラミちゃんが今回映画初なんですが、あまり出てきませんでした。後半30分くらいから活躍します。一応、前半に一度出てきてて後々それが良いように作用するんですが、その辺は昔と同じだったかなー。覚えてない。

今回監督が初めて女性なのと、スタッフにも女性を取り入れてる部分があって、全体的に観て女の子キャラが相当可愛いです。しずかちゃん始め、美夜子さんも。まぁ二人なんですけど。
あと何故かしずかちゃんのスカートがよくめくれます。まぁのび太の魔法のせいというのもあるんですけど、それにしてもあんな大画面でアップで写ってて大丈夫ですか。大丈夫ですね。……大丈夫かなぁ。

ラストの流れは最高。
美夜子のお母さんについて泣かせるエピソードが入り、そのままラストバトルに移行。涙目で戦うドラえもん達は泣かせてくれます。で最後銀のダーツをでかくするシーンが昔のまんまでそれはそれで素晴らしかった。あえて変えなかった所に愛を感じます。

最後はちょっぴり切ない感じ。
よく考えると、確かにのび太やドラえもんは冒険したんだけど、ジャイアン達はあくまでも魔法世界のジャイアンな訳で。現実世界に戻ると美夜子さんとも知り合いではない、という部分まで解ると、ED中の背景で美夜子とのび太が最後に会話している様子は切なかったです。多分のび太だけが知っている事実だし。

そんな感じの新・魔界大冒険でした。
次回作なんだろう。正直、このクオリティなら毎年観れます。
…これが、仲間の印だ。

「ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」

タイトルが過去最長です。

一応「Dr.スランプアラレちゃん」が同時上映だったんですが、そっちは15分ほどの本当に短編でした。最近の鳥山明っぽい絵だった。

その後は勿論本編です。

ではいつものようにネタバレ感想いきます。
原作通りだからネタバレも何もって感じでしょうが、実はそれなりにある。



よーし、そんじゃあ

ネタバレ感想に向けて

出航ー!!


 
 
 
 
 
まず冒頭は少女ビビの夢の中でペルと一緒に空を飛んでいる所から。そしてそのままメリー号。どこから入るのかなーと思っていたら、なんとボンクレーを釣り上げる所からでした。ここで一応、マネマネの実を披露。
原作どおりコピーして、ナミの「身体もね」もあったんですが、原作より色気アップしてました。というか脱ぎすぎ。漫画だと上半身だけど下までいってた( なのでサンジが大変な事になってました。
で、仲間の印をつけるシーンにそのまま移行。本来回想の部分ですね。2段構えの部分もここで。

クロコダイルの表上の顔と同時進行で、ルフィ一行はユバに到着。既にまつげも仲間入りしてて、お察しの通りエースは登場せず。そして先に言っておきますが海軍(スモーカーやたしぎ)は出ません、っていうか来てない事になってる。なのでプリンス・サンジも丸々カット(後でメガネだけはしてる)
ユバを出て、ビビとのケンカもあって、ハサミ登場。なのでそのままルフィVSクロコダイルに突入。

ここで若干の変更点は、バナナワニの所が無かったので偵察していたペルが現場に来ます。そしてそこでオールサンデーにやられる。
ルフィ敗北も、若干ニュアンスが変わってて、クロコダイルの強さを引き立ててる感じでした。オールサンデーの救出シーンはラストバトルで出ます。

途中の川が出てこず、そのままハサミに乗った状態で到着。同じ格好して別れるやつですね。で、大体この飛ばし飛ばしな感じで解るように、この段階で既に対戦相手と別れます。ボンクレーとサンジとかね。
で、面々の戦闘は全て前半戦がカットされてて、殆ど最後の決めだけになってます。まぁここは賛否両論かもしれないけど、でもそれぞれちゃんと格好良いのでこれはこれで良いんじゃないかと。ウソップチョッパーの最後のグッとか良い演出。

超カルガモ隊の出番無いのかなーと思ってたらカルーが被弾した後で出てきました。ビビは宮殿へ。
宮殿破壊を阻止するためにクロコダイル登場。チャカ敗北と、こーザも敗北。絶望のシーンですね。

「お前に国は救えない」

クロコダイルはここで地下へ移動してしまうのでここでの戦闘はなし。落ちていくビビとかぶせてルフィの声が聞こえます。ぞくぞくするシーン。原作での「クロコダイル〜!!」は当人が居ないので「諦めるなーッ!!」になってました。
で、設定としてクロコダイルにやられたすぐ後って事になってるので、水ルフィがありません。そのまま地下に行って血で戦います。この時に他のクルーがルフィ生存を知って喜ぶという場面が入り、そのまま爆弾探し。
ここで若干変更があって、ウソップが「だったら高い所だな、こう風が強い上に、バカでかい砲弾だろ、それなら撃ち下ろす方が確実だ」と名推理。そのおかげですぐ時計台と気付きます。この辺は流れとして同じ。ただしゾロは撃たれなかった。

地下でオールサンデー、ロビンが敗北し、コブラの策で崩壊が始まり、そこへルフィ登場。倒れているロビンを見付けてしばらくだんまり(助けてくれたシーンが入ります)
ルフィが生きていた事に驚いているクロコダイルに蹴りで一撃。パンチ一撃。ここで「血でも同じだろ?」が来ます。

ラストバトルはがんがん動いて、とにかくルフィかっこいい。ただ原作以上に毒のダメージがでかい感じでかなり苦しそうだった。それでも気迫で乗り切って、渾身の一撃

「ゴムゴムの!ストォォォォォォム!!」

最後のクロコダイルのラスパーダって言ったときの声が必死っぽくて良かった。漫画以上にあっさり破られたけど。それとここの違いは、破壊力が格段と上でした。原作は地面を突き破ってくるんだけど、こっちはさらにその上に高い塔があって、そこも突き抜けていく。めちゃくちゃ迫力ありました。

そしてペルが爆弾を上空に運ぶシーンは結構泣かせる。光がどんどん消えていって、爆発。そして雨。

無事に争いも止まって、コーザとチャカの口からクロコダイルが首謀者だったと告げ一件落着。ルフィは3日間熟睡。
ちなみにお風呂シーンはありません。そこは入れて欲しかったんだけどな

ここまで来て気付いたんだけど、ビビ仲間入り以前が入ってない為に、イガラムが居ません。奥さんは居るんだけどイガラムのイも出てこない。ちょっと可哀相でした。
なのでニセビビは奥さんが務めていました。

ここで劇場版のみのオリジナルで、ロビンが過去に思いを寄せながらメリーに乗るシーンがあります。サウロも出てくるという良い演出。

最後の別れのシーンはかなり感動。
原作でもやってない、『仲間だ!』のシーンでのルフィ達の表情が見れます。これは良いと思う。多分尾田先生も協力してるはずだし。
ED後にビビの語り口で終了。

かなり早足だったとは思うんですが、ちゃんと無理しないように展開を変えているのは良いと思いました。無理に切ってつなげるとおかしくなっちゃいますからね。
作画も原作っぽくなってるし、迫力もあった。これはDVD抑えたい。

そして気になっていた事が最後に出ました。

第9弾 製作決定!!

アニメ追いつきそうだけど来年映画はやってくれるみたいです。フランキー入ってたし、ギア2・3も出るんじゃないでしょうかね。楽しみだ。
…観る予定も無く内容も知らずに観た。

「パフューム―ある人殺しの物語―」
http://perfume.gyao.jp/

なんか原作は大ベストセラーらしいんですが、残念ながら僕はそういうのには疎い所があるので(要するに結構視野が狭いので)、全然内容も知らなかったんですが、何と言いますか、凄い話だなぁというのが正直な感想です。内容はかなりぶっ飛んでると思います。ぶっ飛びすぎて面白かった感じ。

サスペンスっぽいけど、ちょい官能も入ってる。
題材が匂いなのでかなり難しいものですが、それでも映像で再現するっていうのは見事に出来てました。

じゃあ以下ネタバレで感想いきます。
昨日公開の映画なんでご注意ください。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
とりあえず、まずグロ系がダメな人なら冒頭でダウンすると思います。主人公であるジャンの出生が物凄いです。だって屋台の下で産み落とされてそのまま放置されて殺されようとするとか!でもジャンは生まれてすぐ泣き声を上げて生き残りました、その代わり母親が死刑。でこの時から匂いというものに敏感になる。
そのまま孤児院に引きとられてそこで死に掛ける(周りの子供が枕押し付けて殺そうとする)も助かり、周囲の匂いをどんどん覚えていく。なめし皮の仕事場へ引き取られて15年だったかな、それくらい働いて、その時に街で出会った最高の匂いの女性を気付かぬうちに殺してしまい、そこで匂いが保てない事に絶望。
香水屋という職業に目を付けて調香師に弟子入り、匂いを保つ方法を教えてもらうために修行。しかしここで教わった方法では全ての匂いが保てない事に気づきぶっ倒れます。それだけショックだったらしく、ここでまた死にかける。まだ方法があると言われて復活し、百種類の香水を師匠の代わりに考案した後、香水の故郷グラースへ旅立つ。

えーここまでで最初の孤児院のおばさん、なめし皮の親方、香水の使用はことごとく死んでいきます。強盗、泥酔後事故、家の崩壊と、ジャンの関係ない所で(ジャンが離れると)死んでいくという。一瞬ギャグなのか?と思うほどです。

でとにかくジャンは匂いに関しては全て嗅ぎ分ける事が出来て、恐ろしいのは何キロ離れててもその匂いを辿れるという事です。正直恐ろしいんだけど、弟子入り前の「今流行っている香水を作る」というシーンは個人的にかなり好きです。次々に香料を持ってきて感覚だけで調合して作り上げ、その上そこからもっと上の香りを作る。このシーンが一番輝いてたと思う。

グラースに着く前に洞窟で寝るシーンがあるんですけど、眠ってから起きると異常に髪や髭が伸びてて、あれどんだけ寝てたって事なんだろ。服とかコケだらけ。寝すぎ。そこでまぁ、自分には体臭が無いという事に気付く。多分それが女性の体臭に対して固執する直接的な要因だと思うけど、まぁ、それに気付く前に一人殺してまで匂いを求めてるわけだけど。
グラースに着いたら香水の工房で働き始めて、グラースに最高の香りの女性・ローラを見つける。ジャンの凄い所は、気に入った匂いはどこまでも追いかけることです。匂いが嗅ぎたいが為に家に忍び込んだり、最終的には連続殺人。ただ、ジャン本人はそれを悪いことだと思っておらず、あくまで香水の為に殺している。バラを摘むのと同じ感覚で。
師匠に教わった、最高の香水の作り方に基づき12人の女性を殺害、体臭を収集していく。12人殺された所で、13人目にする予定だったローラは父親が危険を察知して急遽旅立つ。それを慌てて追うジャン。
そして最終的には最高の香水を完成させるも、逮捕され、死刑を言い渡される。

正直、やってる事は本当に恐ろしいです。ぶっちゃけ変態です。
ただまぁ、共感とはいかないまでも、全く理解できないわけでもなく……。

これオチは、流石に言えないんですけど、かなりぶっ飛んでますよ。最後、ジャンがどうなるかという部分も含めて。

一番の肝は、最高の香水を作った事でジャンは何に気付いたか、という部分だと思うんですよね。そこに気付けないと多分この映画は理解できずに終わると思います。

中々薦めにくい作品ではあるんですが、綺麗な部分と汚い部分の映像が見事です。匂いが表現出来ない分、映像には気を遣っていたんだと思います。あと音楽が良かった。これは本気でサントラ買うかもしれない勢いです。
…劇団ひとりの変貌、阿部寛の渋さ、そして

「バブルへGO!!!〜タイムマシンはドラム式〜」

広末涼子の可愛さ!!!

はい、ごめんなさい、いきなり張り切りすぎですね。
だって本格的主演映画なんだもの、そりゃあ興奮冷めやらぬというかね、ごめんなさいね、ちょっと今回テンションおかしいですけどね、でもこのまま行きます!

とりあえず社会の勉強にもなるので皆観てみなよ。
そして広末の可愛さに共感しなよ!

 

以下ネタバレありで感想書きます。知りたくなかったらここまでにしておきましょう。

 
 
 
 
それでは、感想へGO!!!

 
 
 

 
 
まず最初に言っておくと、この映画での広末の役、真弓は設定上22歳です。そして実際の広末、今年で27歳です。子持ちです。お母さんです。こんなお母さんいねーよ!と思ってしまうほど綺麗だと僕は思います。そして違和感なく役をこなす広末涼子が凄いです。

はい、とりあえずその辺にしておいて中身に。

現在の日本経済が不景気なのは誰でも知っている事ですが、この映画はその日本をバブル時代を終わらせないようにする事で救おうとする、かなり突飛な内容です。
タイムマシンで17年前に飛んで、バブル崩壊のきっかけになった大蔵省の発表を止める。

正直、話の内容はかなりぶっ飛んでます。一番真面目な部分と、コメディ部分が差があって、オチも含めて多分文句を言う人が多いかもしれない。実際、かなり強引な展開。

タイムマシンは偶然発明されたもので、しかも17年前にしかいけないし、更にそのタイムマシンで飛べる許容範囲の設定も真弓くらいしか当て嵌まらなかったりと、まぁ都合の良いように進んでいく(笑)
そしてタイムスリップ物には珍しく、最初から自分は未来から来たと言ってしまう真弓。最後には、ある意味タブーである「未来を変える」という事までやってしまいます。問題としているものは現実のものなんだけど、オチは非現実的なオチなんですね。だから真面目な感じを予想して観ちゃうと拍子抜けするというか。
コメディだと思って観ないとダメですね。

まぁ映画としては色々そういう突っ込みどころが出てきますが、それでもかなり楽しめます。
バブルを再現しているので、実際にその時代のものが見て取れるようになっている。そこは現代っ子の真弓とシンクロする部分で、例えばひょいひょいお金渡されるのは驚くし、ファッションもメイクも今とは違うし、言葉も要するに現代語が通じなかったり、その辺のギャップは観てて面白い。ティラミスなんて今でこそ何処でも売ってるけど、17年前は滅多に食べれないとか。
あと一番のギャップが携帯。バブル時代はポケベルが流通してて、携帯はまだ馬鹿でかいやつ。肩から下げるようなやつね。

そんな時代のギャップと共に、もう一つ面白い試みをこの映画はやっています。
それは実在する人物の17年前を、ご本人が演じるというもの。
飯島愛はデビュー前でディスコで踊ってるし(真弓が本を書きなよと言う)、サッカーがプロ化する前のラモスもそのディスコに居るし(真弓にコーナーキックに気をつけてと言われry)、飯島直子が売れる前なので怒られてるし(真弓にコーヒーのCMでry)、八木亜希子は阿部寛に口説かれるしで、それなりに皆さん無理して17年前の自分を演じてるのが面白い。ラモスとかあれ、無理矢理片言に戻してた(笑)

単純にこの映画そういう懐かしさとかギャップ観るだけでも面白いと思います。結構、後半部分は突拍子もないことになってますので、気軽に観るのが良いかなぁ。まぁ、ポスターもそんな感じになってますしね。

結局、展開がどうであれ、中身がどうであれ、オチがどうであれ…

広末涼子が可愛いから全部帳消しなんですよね

以下、広末語りです。気持ち悪いので読まなくていいです。読むな。

まず若い子のファッションが似合ってる。あとベリーショートにしてるので余計若く見える(デビュー当時っぽい)今時の腰パンで、へそだし!!そのへそだしルックで、船上パーティでのレゲエダンスが最強でした。あのダンスだけで既にDVD購入の意思は固まっていた。
こんだけ色々な広末涼子が観れるものは無いと思います。タイムマシンが洗濯機なのでウェットスーツ着るんですけど、かなりあれ、際どかったな( あれ着れるんだから凄いと思う。あと風呂上りのホットパンツ系の服とか、芸者さんで舞う広末とか、冒頭は金髪カツラのキャバ嬢だし。
あとは演技部分でもころころ表情変わって、演技力があるから出来る部分だなというのもあったし。可愛いだけじゃ務まらない役ですよ。喜怒哀楽詰まってる。

まぁとにかく最初から最後まで様々な広末が観れて私は満足なのです。パンフレット、あんまり写真自体メインじゃなかったからちょっと不満だったけど、最近告知でバラエティ出てるからそっちで補うのだ。(しかし今日の特番は思い切り見逃してるんですが)

まぁとにかく可愛いです、綺麗です。

あと、これは主にザクロさんに言いたい。
阿部寛、かなり渋く、格好良く、仕上がってますよ
3変化してますからね、現在とバブル時代と、最後のオチと。阿部寛好きも満足出来るはずだ。特にある時点からの、真弓に対する反応が良い。

そんな訳で長々と書きましたが、個人的には満足。
広末涼子ファン、阿部寛ファンなら問答無用で満点なはずだ(
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/04/14 ¥1,500

…他の共演者の3倍くらい動いてる。

「エース・ベンチュラ2/ジム・キャリーのエースにおまかせ!」

相変わらずやってる事は馬鹿っぽい(褒めてます)
なんだろうな、探偵っぽさが1の時より抜けた気がするけど、動物好きなのは変わってないし、やってる事は似たような感じなんだけど、舞台が都会からジャングルに変わったから大分印象が違う。

この映画観てると和の笑いと洋の笑いの違いがはっきりと解るんだけど、視覚的な物が多いなぁ。見た目のインパクトで笑いを誘うものがほとんど。嫌いではないけど、まぁ、それは多分ジム・キャリーがやってるからだ。

まぁでもちゃんと事件も解決するし、オチもついてるのでその辺はコメディのいい所ですね。変に「何だったんだあれ」ってならないし。気楽に観れるってすばらしい。

ところでジム・キャリーってネプチューンの原田泰造に似てますよね。

頑張れ!グムスン

2007年1月19日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2006/12/22 ¥5,040

…ペ・ドゥナが好きなんです。

「頑張れ!グムスン」

多分初めてまともに韓国映画観ました。
韓流ブームは別に自分の中では全然どうでも良いのですが(失礼だ)、ペ・ドゥナだけは可愛いと思います。まぁ、彼女もういい歳みたいですけど童顔なのでそうは見えない。それも一つの魅力です。

前に「リンダリンダリンダ」に出ている時にも観てますが、やはり可愛いですね。演技も上手いです。泣くシーンとかぼろぼろ涙出てくるもんなー。

タイトル通り、まぁグムスン(ペ・ドゥナ)は頑張ってると思うんですけど、結局あまり何も解決していない気がするのはどうだろうか。一応、ハッピーエンドにはなってるんだけど、唐突過ぎるなぁ。あーでも謎の男のオチのつけ方は好き。

あと韓国語ってやっぱり、たまに日本語そのままに聞こえる時がある( 
DVD 角川エンタテインメント 2006/03/24 ¥4,410

…うーん、ちょっと辛い。

「警察戦車隊 TANK S.W.A.T.01」

ちょっと気になって観てみる事にした。
原作が「攻殻」の人で、漫画の方はタイトルも違うみたいです。何度かアニメ化もしたらしいんだけどそこはちょっとわからない。
まぁ近未来で、マメタンクで、警察で、確かに原作者が同じなんだなっていう感じは解るんですけど、攻殻にしろアップルシードにしろコレにしろ、何でCG多様しちゃうんだろうなー。攻殻はまだ良いですけど、やっぱりアニメは2Dだと思うんですよね。
これも話自体はまとまってて結構面白いのに、少人数で作ったからか知らないけどCGとしてはかなり粗いですよ。昔のPSのムービーシーンずっと見せられてるみたい。動きも同程度だし。

CGやった事ないわけじゃないからすごい大変なのも解るし、まぁ30分って長いとは思うんですけどね。普通にアニメーションでやって欲しかった。タンクだけCG使えば良かったのになー。

「01」って銘打ってますけど、これ続くわけじゃないんだよね、多分。

DOOM

2007年1月12日 映画
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/08/11 ¥3,800

…一人称視点が売り。

「DOOM」

「DOOM」で検索して出ないってどういうことかね。
元々はPCゲームだそうで、僕はやったこと無いんですが、映画は映画でオリジナルだそうです。ただメイキング見る限りでは結構忠実なのかな。
話の展開も結構、こういうSFのパニックもの、要するにエイリアン系のものでよくある話で、救出に行った部隊が次々にクリーチャーに襲われていくというもの。

ゲームを意識してのことか、終盤の一人称視点までに何度か“そういう演出”をやってる部分がある。まぁここまでは今までやってきたものと同じだと思うんだけど、やっぱり最後の方のゲーム画面とかぶせて演出された「一人称視点」が最大の魅力なんじゃないでしょうか。そこだけ観てればゲームと変わらないし。

銃でバリバリ攻撃するシーンも多々出てくるし、展開的には飽きません。ちゃんとそれらしく伏線も色々張ってあったので、後半面白く観れたし。
グロい部分もあると言えばあるけど、単純にそればっかりという訳ではないし、期待は越えてくれました。続編、やりそうだな。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/01/01 ¥4,179

…バイオハザードのイメージが強すぎるかなぁ。

「ウルトラヴァイオレット」

まず最初のオープニングは凄く印象的。アメコミ風のイラストがずっと流れてくるんですけど、どれも格好いい。すごい動いてるイラストが多かった。
で、結構中身もアクション要素が多いので、アクション好きには良いかもしれません。僕は、アクションも好きですし、それこそミラのような美人が暴れるなんてそりゃあもうたまりません(こわい)
ただストーリーが弱いです。まずウイルスに感染して強くなっているって設定がバイオとかぶっちゃってるし、一度死にかけて復活とか、要素もちょっと似てる。その上、あまり設定が説明されないまま進んで行って、ヴァイオレットにあまり感情移入できなかった感じが。

ただアクション自体は良かったですね。そこはファージという特性をちゃんと取り込んでた。まぁ、あまりに強すぎて全然負ける気もしないっていうのは問題だとは思いますけど、格好よかったのでいいです。ちょっと敵が弱すぎるのか、ヴァイオレットが強すぎるのか解んないけど。
武器を収納しておける腕の機械は良く考えたなぁ。弾の装填とかも出来る設定で、ちょっと感動した。

あと結局、髪の色とか変化するのは何だったんだろう。いまいち意味が解らなかった。演出的には最高に奇麗なんだけどなぁ。もうちょっと色々変わっても良かったんじゃないでしょうか。
まぁ何にしても、戦うミラ・ジョボヴィッチは良いです、とにかく格好良い。今年はバイオ3、映画館で観ようかなぁ。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/04/14 ¥1,500

…動きがとんでもない。

「エース・ベンチュラ」

ジム・キャリーの初期作という事でかりてきました。
盗まれたマスコットのイルカを追う、動物専門探偵のエース・ベンチュラ。途中途中で過剰なほどのギャグというか、動きが入って、あれに近いかな、「Mr.ビーン」っぽい所もある。まぁそれ以前にジム・キャリーの顔が物凄い動いて、ちょっと感心してしまった。

コメディなのでまぁ、笑えればいいかー程度で観てましたけど、途中のマンションでの推理は凄かった。探偵ぽかった。007とかのパロディもあります。ただ真似してるだけだけど。

続編もあるので観てみたいけど、あらすじ前半が思った以上に暗くて、これ大丈夫かなとちょっと不安です。今月中には観ます。
DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2006/04/21 ¥1,500

…「今日は」と「今晩は」を。

「トゥルーマン・ショー」

ジム・キャリーは結構好きでして、「エターナル・サンシャイン」みたいな真面目系も良いですが、やはり彼はコメディですね。だからと言って、この作品がコメディかというとそこは疑問です。僕はドラマ要素の方が強いと思うんだけれども。

自分の生活が、生まれた時からずっと世界中に生中継されているという内容で、自分以外が全て創られた世界という設定。結構古い映画ですけど、これ考えた人凄いなぁ。
トゥルーマンが気付き始めたくらいから一気に面白くなって、最後のシーンも含めて凄くまとまった内容だと思う。

2006年最後の映画としては、非常に良かったと思います。
「エース・ベンチュラ」というのも面白そうだったなぁ。

2番目の彼女

2006年12月31日 映画
DVD AMGエンタテインメント 2005/05/27 ¥3,990

…脇役ばっかり気になってた。

「2番目の彼女」

『自分の恋愛感』で言うなら、この作品で言ってる事は全く当てはまらないので、そういう点ではあまり面白くなかった。
要するにタイトルにあるように、彼女の居る主人公に言い寄ってくる女が現れる事で男がどう動くかっていう内容なんだけど、パッケージにでかでかと「2番目」の人が写ってるけど、主役ではありません。
これ、1時間くらいしかない短いもので、脇役が個人的には気になって仕方ない作品でした。

ゴローちゃん、タックン、海堂兄やんが居ました。555組みは一箇所ずつで、タックンなんか最初に出てきてしかも殆ど顔見えなかった。海堂兄やんはライターだった。ゴローちゃんが売れない俳優で、何かもしかしたら一番素に近い部分出してるんじゃないかっていうシーンが。いや、売れてないって部分じゃないよ?

主人公が途中までほんとにダメダメでどうしようもないんですけど、最後ゴローちゃんとの絡みで凄く良い事言うなーと思ったらそれもう最後5分前くらいのところだった(

んでやっぱゴローちゃん格好いい。

THE MYTH 神話

2006年12月31日 映画
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/08/25 ¥3,980

…コミカル要素ほぼ無し。

「THE MYTH 神話」

パッケージ見た感じだと、最初から最後まで史実のみの映画なのかなーとも思ってたんですが、中身を拝見すると、どっこい割とファンタジー色が強く、現代(ジャック)と過去(モンイー)を行き来するもので、しかも後半色々な意味でぶっ飛んでて驚きました。前半と後半が違う映画に感じる。
モンイーって実在したみたいで、それをジャッキーがやってるんですが、実際ジャッキーの前世とか知りたいですよね。何であっても恐らく強いだろうけど。

後半のぶっ飛び具合はともかくとして、モンイーが格好良過ぎます。最後、一人で戦うところとか最期まで格好いいし。あとジャッキーの乗った馬が、馬版ジャッキーだった。あれは本当にあんな動きしてるのか。

恐らくジャッキーの好みで、彼の映画は殆どが笑う部分あるんですけど、この映画は一箇所だけだったと思う。過去の話(モンイーのパート)は一切無かった。でも格好いいので満足です。

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