バベル

2007年6月2日 映画
…映像美。

「バベル」

えらく時間が経ってしまいましたが感想書きます。

内容としては、全く関係の無い部分の人達の不幸が、実は何処かで連鎖するように繋がっていたという話。なので、これはロケも3班別れており、尚且つ3班別々に監督のような人達が居ます。それが一つの物語になってる。
なんか、こういうどこかで実は繋がっていた、という話の組み方は大体失敗してるものが多いと思うんですが「バベル」に関して言えば、成功してると思います。映像に説得力があるというか。まぁ、日本パートは全然共感しないんですけどね。生々しいけど。



 
 
 

以下、一応ネタバレですので注意。



 
 
 
 
  
 
 
 
 
まず、僕はこれ全然観る予定なくて、誘われたから観たわけですが。
全然前情報が無かった分、中々驚く部分が多かったといった感じです。軸になってるのは、ライフルの発砲事件から始まってるんですが、「え、そうくるか」という流ればかり。で、最初の方のシーンが、実は時間軸では最後の方だったりして、後から気付いて繋がる部分があるのは面白かった。
3パート展開する中で、日本パートだけ離れてる気はする。間接的に繋がってるのが銃の流れた出所っていう部分だけですからね。まぁ、日本パートはそれ単体でドラマなんですが。

映像は全体的にかなり綺麗。故に生々しい部分が多い。撃たれた後の出血とか。あとは情景とか。

正直日本パートはどうかなーって内容でしたが、これはこれでアリです。まぁ、この作品に合致した『日本』です。

ハッピーエンドのようで実は誰も幸せにはなってないので(ブラピ夫婦は仲直りしたけど)気楽に観れるようなものではないですけど、後味は悪くないです。悲しいけどね。

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