…おい、鬼太郎!
「ゲゲゲの鬼太郎」
実写版ですよー。
ウエンツ鬼太郎ですね。実写化されるのはこれで3度目なんですが、2回目のが相当昔で、しかも内容がかなりぶっ飛んでた気がします。でも幼き頃の僕は何度もそれを繰り返し見ており、実は大体のあらすじは言えるくらいなのです。
そんな僕がこの実写版ゲゲゲを観ないはずがないのですよ。たとえウエンツあっても。
ネタバレ無しで一言にまとめると、面白かった、です。
でも不満な所も勿論ありました。
それでは参りましょう。
入「父さん、あの妖怪は一体?」
◎「ふむぅ、あれは妖怪ネタばらしじゃあな」
入「妖怪ネタばらし……」
◎「そうじゃ、これから先はネタバレしておる。気をつけるんじゃぞ、鬼太郎」
入「はい、父さん」
(なんとなく鬼太郎の髪型に見えませんか?→入)
はい、では感想いきます。
ストーリー、展開は個人的に合格。有名所のエピソードを取り込んで、うまく一本に仕上げられています。展開も急がず、かといって遅からず。子供も楽しめるものになってたんじゃないでしょうか。そう、この映画、恐らく現代の子供がターゲットなんじゃないかと思っています。その理由は後ほど。
基本的に「ゲゲゲの鬼太郎」の話は有り得ないものなので(まぁ妖怪が主役ですからね)、普通に楽しめたんですけど、最後だけ納得しない人も居るかもしれない。というのは、勿論、死んだはず父親が生き返ってしまうというものなんですが。
死んでしまったお父さんと別れなければいけない姉弟の心情をじわじわ描いてきていて、最後は幽霊のお父さんとちゃんとお別れもしたのに、結局は生き返ってしまう。まぁ、確かにハッピーエンドに越したことはないんだけれども、あそこまで丁寧に描いてきたのに生き返っちゃった!という、なんとも微妙な驚き。そういう点で、これは子供向きだったと思うんですよね。でも面白かったんですよ。
で、やっぱり実写化の最大の注目点はキャラクター再現度ですよね。
妖怪達は一部CG、殆ど実写の特撮という事で観てて面白い画になってました。色々出てくるし。なので、文句なし。
そう、問題は主要メンバーにあるのです。
まず全体的に言えるのは、等身の違いですね。鬼太郎、猫娘は四頭身くらいじゃないですか。で、実際はウエンツや田中麗奈がやっているので、背が高い。ついでいに言うと、年齢も上がってるみたいで、原作のように鬼太郎イイ子じゃありません。原作ではまぁ、たまに仕方なく解決するような事はあっても、基本的には妖怪退治したりしてました。が実写版では「何で俺がしなくちゃならないんだよ」と何故かぐれてます。そして猫娘と鬼太郎がやけにお互いを意識していたりと、ちょっと恋愛要素まで入っているんですよ。猫娘に「親父の事をお父さんって呼ぶな」とか、鬼太郎意識し過ぎです!
あとメイク面で言うなら、鬼太郎の左目が存在してるという事も納得は出来ないですね。目玉の親父の原点が……。
と、散々言った所全部が、子供の為の配慮のような気がしていたんです。目が無いという描写とか、お父さんが死んでしまうという描写とかをわざと避けてる。別にやってもよかったんだろうけど、そこは監督のさじ加減だったんでしょうね。
一番賛否両論なのはそういう部分と、後は最後の妖怪ダンスじゃないかなぁ。和と洋を混ぜ合わせたかったという事らしくて、最後は鬼太郎と猫娘メインでダンスしてます。
まぁ、個人的な事を言わせていただくならば、大泉洋のねずみ男が素晴らしかったという事と、意外と猫娘が可愛かったので許します。
むしろ最後のダンスの猫娘はやばかった!
という訳で普通に楽しめるんじゃないでしょうか。知らない人が見ても大丈夫かな。ウエンツを受け入れられるかられないかの差でしょうね。多分評判はあまりよくないんじゃないかな。
「ゲゲゲの鬼太郎」
実写版ですよー。
ウエンツ鬼太郎ですね。実写化されるのはこれで3度目なんですが、2回目のが相当昔で、しかも内容がかなりぶっ飛んでた気がします。でも幼き頃の僕は何度もそれを繰り返し見ており、実は大体のあらすじは言えるくらいなのです。
そんな僕がこの実写版ゲゲゲを観ないはずがないのですよ。たとえウエンツあっても。
ネタバレ無しで一言にまとめると、面白かった、です。
でも不満な所も勿論ありました。
それでは参りましょう。
入「父さん、あの妖怪は一体?」
◎「ふむぅ、あれは妖怪ネタばらしじゃあな」
入「妖怪ネタばらし……」
◎「そうじゃ、これから先はネタバレしておる。気をつけるんじゃぞ、鬼太郎」
入「はい、父さん」
(なんとなく鬼太郎の髪型に見えませんか?→入)
はい、では感想いきます。
ストーリー、展開は個人的に合格。有名所のエピソードを取り込んで、うまく一本に仕上げられています。展開も急がず、かといって遅からず。子供も楽しめるものになってたんじゃないでしょうか。そう、この映画、恐らく現代の子供がターゲットなんじゃないかと思っています。その理由は後ほど。
基本的に「ゲゲゲの鬼太郎」の話は有り得ないものなので(まぁ妖怪が主役ですからね)、普通に楽しめたんですけど、最後だけ納得しない人も居るかもしれない。というのは、勿論、死んだはず父親が生き返ってしまうというものなんですが。
死んでしまったお父さんと別れなければいけない姉弟の心情をじわじわ描いてきていて、最後は幽霊のお父さんとちゃんとお別れもしたのに、結局は生き返ってしまう。まぁ、確かにハッピーエンドに越したことはないんだけれども、あそこまで丁寧に描いてきたのに生き返っちゃった!という、なんとも微妙な驚き。そういう点で、これは子供向きだったと思うんですよね。でも面白かったんですよ。
で、やっぱり実写化の最大の注目点はキャラクター再現度ですよね。
妖怪達は一部CG、殆ど実写の特撮という事で観てて面白い画になってました。色々出てくるし。なので、文句なし。
そう、問題は主要メンバーにあるのです。
まず全体的に言えるのは、等身の違いですね。鬼太郎、猫娘は四頭身くらいじゃないですか。で、実際はウエンツや田中麗奈がやっているので、背が高い。ついでいに言うと、年齢も上がってるみたいで、原作のように鬼太郎イイ子じゃありません。原作ではまぁ、たまに仕方なく解決するような事はあっても、基本的には妖怪退治したりしてました。が実写版では「何で俺がしなくちゃならないんだよ」と何故かぐれてます。そして猫娘と鬼太郎がやけにお互いを意識していたりと、ちょっと恋愛要素まで入っているんですよ。猫娘に「親父の事をお父さんって呼ぶな」とか、鬼太郎意識し過ぎです!
あとメイク面で言うなら、鬼太郎の左目が存在してるという事も納得は出来ないですね。目玉の親父の原点が……。
と、散々言った所全部が、子供の為の配慮のような気がしていたんです。目が無いという描写とか、お父さんが死んでしまうという描写とかをわざと避けてる。別にやってもよかったんだろうけど、そこは監督のさじ加減だったんでしょうね。
一番賛否両論なのはそういう部分と、後は最後の妖怪ダンスじゃないかなぁ。和と洋を混ぜ合わせたかったという事らしくて、最後は鬼太郎と猫娘メインでダンスしてます。
まぁ、個人的な事を言わせていただくならば、大泉洋のねずみ男が素晴らしかったという事と、意外と猫娘が可愛かったので許します。
むしろ最後のダンスの猫娘はやばかった!
という訳で普通に楽しめるんじゃないでしょうか。知らない人が見ても大丈夫かな。ウエンツを受け入れられるかられないかの差でしょうね。多分評判はあまりよくないんじゃないかな。
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