…ばいばい。

「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」

観てきたー。
いやぁ、久しぶりの木更津で、しかも完結編。面白かったですよ。シリーズ観てる人は勿論ガチで観ると思うんでまぁ、あれですけど、それにしても良くまとまった作品になったと思います。これはオススメ。
シリーズ観てない人は一度観てみる事をオススメします。テンポ良いし、観て損はありません。

 
 

「木更津〜〜キャッツ!(ニャー!)キャッツ!(ニャー!)キャッツ!(ニャー!)

ネタバレありだぁぁあああああああ!!!

 
 
 
 
ぶっさんが死んでから3年後の話という事で、この時点で前回の「日本シリーズ」とは違う。あれはまだ死ぬ時期が来ていない時の話しでしたからね。
今回はもう色々と前回から変化があって、ぶっさんの居ない木更津にはバンビしか残っていない状態。いきなりなんだかパチもんの木更津が始まったんですが、ここでもう引き込まれた。全部微妙な韓国版木更津キャッツアイ。ちょっと観たいぞ。

今まで通り、「一回表」の表示があってのスタート。バンビ中心で展開していって、そんな中でぶっさんの声が聞こえてくる。それをきっかけに全員を呼び戻して、ぶっさんを蘇らせるために試行錯誤する前半。この辺はちょっと3年分の穴埋めばっかりで驚く部分が多い。バンビとモー子が別れてるのは特にびっくりした。何だかんだでくっつくと思ってたし。
で、うっちーのその後があまり語られないまま(これはまぁシリーズ通してそうだけど)、ぶっさん復活作戦が進んでいく。で、やっと答えに辿り着いて復活!出てきたのがうっちー(笑)
でもこの時のシーンで、後ろの方にうっちーと幽霊野球チーム以外にスックと立ち上がる人影を捉えてしまって、きっと顔がニヤついていたに違いないな。木更津は必ず前シーンに続く何かが隠れているので種明かしする前(要するに1回裏に入る前)に見つけられたのは嬉しい。まぁ、映画だし画面でかいからというのもあるとは思うけど。

ネタバレとはいえど深くはかきませんが、ぶっさん復活後(同時にオジーも復活)のエピソードは今までの木更津キャッツアイとほぼ同じ。でも成長しているという現実が反映されているので、なんだかちょっと違う。というよりは、死んでいたぶっさんがそのまま止まっていたというのが切ない。
そう切り出した4人にもぶっさんはぶっさんらしく、監視していた事を言っちゃう(笑)前作と決定的に違うのは、ここで試合の流れと同時に「○回表・裏」が進んでいくこと。ただこれもやっぱり木更津キャッツアイの魅力なので楽しい。

ただこの後は切ないシーンが続いて、僕はもうダメでした。ずっと泣きっぱなし。特にオジーが消えたあたりとか、うっちーが上官に向かってキレる所とか。あとは最期のボールに「ばいばい」と書いてある所。その辺はもう、正に「涙が止まらねぇぇえええええ!!」でした。

キャストもスタッフも今回は誰も「続編を作ろう」と言わなかったらしい今作は確かに「ばいばい」された物になっていました。本編では結局やらなかった、ぶっさんの他界シーンも納められていて(何で父親にだけ見えないのかもここで判明するから泣ける)、「ああ、本当に終わりなんだ」と思えたのが素晴しいです。最近は、終わりと言っておきながら終らないものがあったりするので、結構貴重だとも思います。

何にしても最高でした。DVD出たらまた観よう。

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