…という訳で見てきました「AVP」
じゃあいつもの事ながらネタバレしながら感想を書きます。観る予定の方は決して読まないでください。

 
 
 
 
 
 
 
 
まずこの映画自体を作った事を僕は凄いと思っていて、プレデター2でエイリアンの骨が出たりはしたけれど、今回真っ向からこの2大キャラクターをぶつけたのは覚悟が要る事だと思うのですよ。そういう点では個人的に非常に面白かった作品です。

さて中身ですが。
古代の文明を築かせたのがプレデターで、そのピラミッドの中にエイリアンを閉じ込めておき、それをプレデターが狩る事で成人の儀式をする。プレデターは100年周期で現れた。エイリアンは勿論人間などに寄生して生まれるので、文明を発達させたプレデターには生け贄として人間が自らピラミッドに入っていた。狩りが終わればいいが、失敗したらこの星はエイリアンに支配される。だから負けたときは全てを吹き飛ばし消滅。これが古代文明の滅んだ原因だった。
といった感じに受け取り方次第ではかなり無理矢理だろ、というツッコミがくるでしょうが意外にこれが当てはまっており違和感がありません。僕自身が古代文明についての知識がないという事は放っておいてですね。
物語は南極に残されたピラミッドをウェイランド社が発見、調査団を結成して乗り込んだところエイリアンに襲われる。とにかく逃げなければという所で10分毎にピラミッドは通路を変えてしまう。そんな中プレデターにも襲われ、これが成人の儀式だったという事に気付く。次々に犠牲になっていく調査団、最後の一人になってしまったレックスが出した答えは「敵の敵は味方」。人間に対しての敵はエイリアンで、その敵はプレデター。ならばプレデターと手を組んだ方が良い。
まぁ、ここで手を組めるのかという感じですがここで組めないと話にならないという具合にあっさり仲間になります。いやプレデターも元々は3人で来ていたのでが、2人はやられてまうんですよエイリアンに。残った者同士が手を組む。そういう事です。一応プレデターは音声解析でレックスの「敵の敵は味方」という言葉を聞いていますから。
この後が凄いんですよ、個人的に一番の見所。武器が何もないレックスに対してプレデターは殺したエイリアンの死体を捌き、槍と盾を作ります。凄いのが盾で、エイリアンのあの特徴的な頭部分を全て使っています。あの長いのがそのまま盾に。見かけは凄い格好良いんですが結局この盾は持ってるだけになってしまうんですけどね。槍は使いますよ。
人間とプレデターが2人で並んでピラミッドを攻略するシーンは中々見てて面白いです。プレデターと言えば腕のあの自爆装置ですが、これを使ってピラミッド内を一掃しようとします。この時のプレデターがレックスに対して「これは爆弾だ」というジェスチャーをするんですが、確かプレデターって喋れた気がする(
結局2人は爆破に成功して、お互いに成人の印を付け合い、終わりかーというとこに長い間眠らされていたクイーンの登場。
これよりちょっと前の所で完全にレックスとプレデターは仲良しになっていて、最後なんて助け合いです。でも観てて面白い。オチは映画を観ている流れで予想できるのですが、ちゃんと「エイリアン」に繋げた所は監督自信のファン的要素でしょうね。ただどんでん返しをつけるためにあのシーンは無くてもいい気が。

一番の問題は上映時間が100分しかない所だと思うんですが…。2時間くらいあって、もっとがっつり戦ってくれたらまだ楽しめたと思いますけどね。ちょっと戦闘シーンがあっさりしてて、もう終わりかって感じですから。プレデター同士でのコンビネーションとかが欲しかったです。
DVDは確保したい作品だなぁ、これは。

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