DVD 東宝 2002/08/21 ¥6,300
『ゴジラVSビオランテ』から始まった、通称VSシリーズの最終作。昭和29年に製作された「ゴジラ」の直接的続編というべき内容で、かつてゴジラを葬り去った酸素破壊兵器=オキシジェン・デストロイヤーが生み出した怪獣デストロイアと、体内のメルトダウンにより体躯を炎紅色に発光させたゴジラが、東京で激突する。

赤いゴジラといえばこれであり、この作品で一応の終止符となった訳ですが。初代ゴジラを持ってくる傾向は結構散らばって見られる中で、デストロイアはまさしく直結した“敵”なんですよね。形はどうあれ、この二つの存在は以前にぶつかっており、その軸を生かしたまままたぶつかる。
ゴジラはゴジラで、自分の命の限界を知っているかのように行動するし、デストロイアは本能的にゴジラを倒そうとする。しかし何と言ってもジュニアのシーンは泣けますね。改めて観て思ったんですが、ラストシーンで煙の中にゴジラのシルエットが出ますけど、あれってメルトダウンで解放されたゴジラのエネルギーそのものがジュニアを急激に進化させたと見て良いのでしょうか。昔見たときは単純にジュニアが生き返ったものだと思ってましたが、どうも違う気が…。それにゴジラに変化が起きたって、最初からこれの伏線だったような気も。だとすればジュニアは絶命しておらず、そのままゴジラに進化したと思った方が良いんでしょうね。鳴き声も変わってたし。

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